2006.02.08 Wed
雪の検診日
思えば、人生最大の恐怖が出産と死ぬ事で、子供の時にテレビで出産シーンを見てから「怖い。絶対に嫌だ。もし産むはめになったとしても絶対無痛分娩にしよう。」と思っていたのに、今となってはほとんど恐怖はない。多分怖がっていたら体が固くなってうまくお産が進まないので、神様が妊娠と同時にそういう心の変化も用意してくれているのだろう。
私の場合、病院ではなく助産院を選んだ事がとても良かったと思う。何故かというと、自分の考えでは人が人になにかをする時、「管理する」「手を加える」「手をそえる」等のやり方があると思うのだけど、その中で一番高等なのが「手をそえる」なのだと感じている。助産院のやり方はまさに「手をそえる」で、検診でも超音波なし、内診なし、薬なしだ。そのかわり、詳しく体調を聞いて食事や生活習慣を考えてくれる。お産本番では、呼吸法も全くなし、赤ちゃんの動きを感じて、タイミングをあわせて、後は好きなように、いきみたい時にいきんで体の動きたいようにすればいいという事だ。
なんとなく「この場所では怖い事は起こらない」という感じがする。
夕方クインテット。なんと、人形の手の動きは、音大生のアルバイトの人がやっているとの事!そこまでこだわるとは!さすがのクインテットなのだ!