2005.11.10 Thu
木綿のハンカチーフ

木綿のハンカチーフ、という懐メロである。この曲の世代ではないはずだが、洗濯物を干していると、いつもなんとなく歌ってしまうのだ。
東京に出ていった男は、都会の絵の具に染まってしまい、田舎に置いてきた恋人のところに結局帰りたくなくなってしまった。でも娘は東京まで出て行って追い縋ったりなんかしない。「涙を拭く為のハンカチーフ下さい」とか言うだけだ。カッコいい!
この歌を歌っていると、男の側の気持ちになってしまう。最後までうざったくなったりなんかせず、可憐なイメージのままサヨナラする娘。月日がたっても綺麗でせつないイメージで胸に残るだろう。本当にいい子だったのにな。あの頃の俺、浮かれてたんだナ・・。
きっと娘はこの男よりずっといい男と結婚するのだろう。賢いから。