2015.09.12 Sat
旧グッゲンハイム邸さんで演奏でした
旧グッゲンハイム邸さんで演奏でした♬
素敵な雰囲気の洋館でありながら とても親しみやすい空間でリラックスして演奏できました。
このコンサートに声をかけて下さったのは主にフランスのピアノやリードオルガンの調律・修復を
手掛けていらっしゃる アトリエピアノピアさん。
リードオルガンという懐かしくも（小学校の教室にありました）今、とても貴重なものになりつつある
この楽器との出逢いをつくって下さいました。
共演は名オルガニストの中村祐子さん。
５月頃より、コンサートにむけて一緒に取り組んでもらい、それがこの夏の印象的な素敵な思い出になっています。
中村祐子さんとのデュオは素晴らしい体験でした。
たとえば、曲想の持っていきかたや、リズムの感じ、曲順の並べ方が
私とはかなり、違っていました。
でもすっかり 中村さんのセンスに心惹かれていた私は
不安なくおまかせして そこに乗っていきました。
それで、また新しい自分の感じになって弾きました。
それが すごく楽しかったです。
はじめてのシリーズ？「オルガンねずみ」も演奏しました。
これは、昨年 絵本作家のまつしたゆうりさんと
「お唄とおはなしの会」をした時に「オルガンのふわ～っとした音と
おはなしって合うなあ」と思い、
その時に「おはなしオルガン」という言葉が浮かび、
いつかおはなししながら曲を弾こう、と思っていたものです。
といって、なかなかおはなしも浮かばずでしたが
中村さんが自作のネズミの指人形を見せて下さった時に
「これだ！」とひらめきました。
でもそこから またなかなかおはなしが浮かんできませんでした。
私は、たとえ完成度が高くて他にはないお話しでも、無理やり作ったようなのは好きではなくて どこにでもあるようなお話でも
自然と発生したようなお話が好きです。
だから あれこれ考えているうちは 全然いいと思えるものが出てこなかったのですが ある日 指人形を動かしている私を見て
子供のソラ君が
おはなしをどんどん考えてくれて そこからは ドンドン進んでいきました。
初めての演奏を終えて、改良点にもいくつか気づきましたが
自分が当初イメージしていた「おはなしオルガン」ができたなって、
思いました。
このシリーズはこれからもやっていきたいです＾＾！
来年にもうひとつ、ねずみのお話しを作って、
語りはソラで、CDを残したいなと思っています。
声変わりする前に。
ちょうどいいくらいに少年の声の頃なんです。（９歳。来年は１０歳）
プログラムにも 「作話・イマイアキ、ソラ」と載せて
もらい、それもとても喜んでいました＾＾
最初にお会いした時に
「このコンサートはイマイさんと私の出会いでも
ありますね」と言って、この機会を丁寧に大切にして下さった中村さん、
コンサートを企画して下さり、宣伝や事務的な事など一手に引き受けて下さった アトリエピアノピア＊小川さん、リードオルガン良い子組さんに心から感謝です。
