2015.11.28 Sat
フランス旅行記⑤パリ到着(心斎橋?)
そして、到着。
わ~!フランスだ?憧れの。とうとう。いよいよ。
でも空港にいる間は、まだピンとこない。
そこから電車に乗って リヨンド ゲール駅へ(だったかな?)
リヨン方面への入り口的な駅に向かう。
その間、電車の窓から 沢山の「落書き」が建物の壁に書かれているのを見た。
日本にもよくある ポップな字?みたいなのなんだけどすごく沢山、それも クラシカルな美しい建物にもかいてあったり。
日本だと、海辺のコンクリート塀とか線路脇の塀くらいな感じだとおもうのだけど、「こんなきれいな建物に?」と驚いた。
もっと驚いたのは、ものすごい高所にも描いてあるところ。とてもイタズラで描ける場所には思えない・・。
そういうのが結構たくさんあって、あれはイタズラなのか 依頼されて描いているのか、不思議だった。
さて、リヨン方面の入り口のゲール・ド・リヨン駅に到着。
もう夕方なので、一日目は、こちらに一泊する予定。こちらはパリです。
とても美しい街。目にうつる建物すべてが美しい。木が高い。ザッツ ヨーロッパ!すご~~
美しい建物ばかりなので、なんだか現実感がわかないような感じ。
地下鉄から階段をあがると、子供が新聞紙を手に押しつけてこようとする。
これが、子供の押し売りなのか。。もらってはダメ、と聞いていたけれど ソラと同じくらいの歳の少年・・。
心が痛む。
飯室さんが とても困ったように「いらないよ」と優しく返している。
すぐそばには少年の 父親、母親と思われる人がただ見ている。。
そのあと沢山みかけた物乞いの母子よりはマシな境遇なのかもしれないけれど、日本では子供が路上で
物を売ったり、乳幼児と母が物乞いをしているのは考えられない。
この子たちの未来が明るい可能性は とても少ないんだと思うと、なんと言っていいのか分からない。
可能性自体が 開かれていない。。
学校も行っていない、友達とも遊べているのかどうか。
学校に行っていないという事は限りなく、将来も物乞いか、犯罪で稼ぐ、ということ。
なにもできない旅行者として、いや 旅行者でなくとも何もできない者である 私。
そんな事も考えながら、宿へ。(今回の旅は飯室さんがお宿や交通の予約などして下さったのです!感謝!)
宿へ着くと、ロードムービに出てきそうな暗いロビーに何故か不機嫌な大きなおやじさん.
声が がらがらで でっかくて ニコリともしないので 私はすっかり こわい!とびびる。(声の大きい人に緊張する)
お部屋の壁には、大きな穴があいていた。この穴、なんであいたのかなあ・・。とか思っていたら 工事の人が 普通にガチャ!っと入ってきて
「携帯の充電器忘れた~ ごめんね~!」と言って出ていった。ザッツ、ザックバラン!
家族に「無事 到着したよ!」と知らせなくては、とWIFIの番号を聞こうと ロビーに降りると
先ほどの大きなおやじさんが 別人のようにニコニコになっていました。あれ?こわいと思ったけど、怖くなかったのかナ?
「ワイファイ、ナンバー、プリーズ」と言うと教えてくれたのですが繋がらず(今考えると、ワイファイのつなぎ方を私が分かっていなかった)
あれ?と困っていると 宿の若いスタッフに「ヘイ!ワイファイマン!」とまた大きな声で呼びかけました。
そのワイファイマンが なんだかんだして見事につなげてくれたので、無事にパリに着いた事を家族に報告できました。
その間 おやじさんとワイファイマンが
「日本のテクノロジー、グッド!フランス 、あんまり」だとか
「俺は日本人が一番好きだ。なぜなら俺の別れたワイフは日本人だから」など、英語で話してくれました。かろうじて、理解できました。
私はなんとなく 白人の人はみんな英語を話せるんだと思っていましたが、フランスの人は話せない人も多いようです。
そういう人がゆっくり話してくれる英語なら、なんとか少し理解できて、 私には有難かったです。
(阪東さんと一緒にパチリ☆彡飯室さんご夫妻と4人で撮った素敵な写真もあるのですが、
プライベートショットを載せていいのか分からないので 載せないでおきました^^)
とってもチャーミングなパリジェンヌが切り盛りするお店で飲みました。
素敵な同い年の女性、阪東さん、尊敬するミノムシさんご夫妻と一緒に IN PARIS。
まあ、アキさん あなた 楽しすぎて幸せすぎますね、と心の中で自分に言いました。
そして、パリジェンヌさんって なんてチャーミングなんでしょうか。可愛い。とにかく いい感じ。
ほほえみかけてもらったら めちゃ幸せです。
普段、あんまり可愛いかったり綺麗な女性がそばにいると、なんとなくミジメに感じたりする時もありますが
人種が違うせいか、ただただ素敵さに素直に感嘆できる感じです。
旅の間、どこのレストランでも出てくる量が多いので、4人で2人前を注文して食べていました。
お店の人には「アワ ストマック イズ ベリ スモール」と言いました。(少し申し訳ないけれど、沢山残すよりいいですよね。)
お店を出てから 夜の街をブラリと散歩。それが、なにかどうしても「大阪は心斎橋」に思えてならないのです。
大きな川(セーヌ川)をに行くと、「あれ?ここ 堂島公会堂の裏にある川ちゃうん?」と思えてならないのです。
心の中で旦那さんに「おーい、セーヌ川って 堂島川ぽいぞ~」と叫びました。
その晩は 阪東さんとダブルベッドで眠りました。旅の間 ダブルベッドかツインでずっと一緒でしたが、
旅慣れている阪東さんのおかげで 気を使うことなく楽しく過ごさせてもらったのでした。