2007.12.18 Tue
日々
演奏が三つあった。一つは、三田で開かれているシュタイナークラス「つぼみの会」のクリスマス会にて。この日はライアーの演奏者が大阪から来られていた。静かで美しい世界。私は親睦会の時に、アコデオンでアイリッシュメドレーを演奏。子ども達が音にあわせて動きまわっている(ような気がして)ウキウキした。この日、ちょっと気づいたのは、子どもって、アコデオンが好きなのかも。。という事。箱から出しただけで、寄ってくる。ピアノの時より、興味津々という感じがする。特に子どもの為の音楽を目指しているのではないけれど、子どもがノッてくれると、無上の喜びに直撃される。
もう一つは、児童館のクリスマス会にて。まず、3曲は自分の曲を。子ども達が「なあ、足にタンバリンつけてんで」「あの人、恥ずかしくないんかなあ~」など喋っているのが聞こえて、おかしい。勿論、恥ずかしいですヨ、でも、仕方ないんですヨ。
そんな子ども達も、いざ「一緒にやりましょう」と小物楽器を配ると、「やるやるー!」と、とびついてきた。そして「なあ、自分のリズムでやっていいやろ?」など、やる気満々。「森のクマさん」「さんぽ」「きよしこの夜」。「きよしこの夜」は、しっとり。。のつもりだったのに、このうえなく騒々しく演奏された。
楽しかったなあ。こういう風に子どもに楽器を配ってやるなら、今度はブギウギとか、そんなのもいいかも。。。と思った。
三つ目は仕事で、南港にて、ローランド社の電子アコーディオンを使った、デモンストレーション演奏。師匠の長坂憲道氏、かんのとしこさん、川原麻衣子さん、それぞれ違った個性のミュージシャンと共演、楽しくなる。「みんなちがって、みんないい」という金子みすず(づ、かな?)の言葉が甦る。音楽の世界には、この言葉がピッタリ。それぞれ違う世界が、それぞれの中に広がる。それを通して、現実じゃない世界で、ひととき、繋がる時もある。