2009.01.24 Sat
宮城まり子さん
今日は、旦那助さんが「ふすま」に紙を新しく貼ってくれたので、本当に良かったです。有難う。毎日気になっていたから、本当にせいせいしました。
先日の日記に「三年後くらいに願いが叶う事が多い」という内容の事を書きました。ある友人に「あなたも、そう?」と聞いてみたところ、「そういえば、半年後くらいに叶うかな?」と言っていたので、驚き、羨ましー!と思いました。
実は内心「三年後でも、願いが叶うなんて結構すごい」って思っていたのに、半年後の人もいるとは。。。皆さんはどうですか?
最近興味がある事は、宮城まり子さんと、ねむの木学園の事です。
宮城まり子さんは、にっぽん昔話の声をやっている人で、何回か紅白に出た歌手でもあり、女優さんでもあります。そして、作家の吉行淳之介の愛人でもありました。
そんな彼女が、今から何十年も昔、「ねむの木学園」という、重度の障害を持った子ども達の家、学校を、私財をなげうって作ったのです。
その子ども達は重度の障害を持っているばかりか、両親がいなかったり、虐待を受けていたりした子ども達でした。そして当時の日本に、そういう子ども達への支援がなかったそうです。
そんななか、まったく畑違いの宮城さんが、「ねむの木」という場所を私財をなげうって作った。その後も運営資金の為に、仕事を沢山して、それだけでも大変なのに、子ども達の絵の才能を伸ばして、展覧会をしたり、本を出版したり。。
そして、その絵の素晴らしさ!私は「ねむの木学園」のHPで見ただけなのですが、「これは!!!」って思いました。
そんなこんなを知って「宮城まり子さんて、すごい人だな」と思い、色々本を読んでいます。
でも、「すごい人」が「すごい事」をやっているんじゃない「ふつうの人」が倒れそうになりながら、もうやめたいって思いながら、なお子ども達を愛し、守ろうと必死で「ひとつひとつ積み重ねている」という事がわかりました。
宮城まり子さんはすごい人だからできたんじゃない、すごい事を必死でやった(現在もやっている)んだと思うと、頭を垂れたいほどの尊敬、感謝の念にうたれます。
今年、いつか「ねむの木」の村に行って、本物の絵を見れたらいいなと思っています。