2018.03.01 Thu
西宮すなご医療福祉センターさんで演奏でした♬
西宮すなご医療福祉センターさんで演奏でした。
こちらには 小学生から70代の重度の障害を持つ方々が暮らしていらっしゃるということです。
私は昔、半年ほどですが、小児麻痺の方の御宅にヘルパーで入っていました。ですが
皆さんそれぞれ 一人暮らし(24時間 ヘルパーがついています)やご結婚されての暮らしだったので 施設で暮らす、重度の障害のある方、というのは
どういった状態なのか、分かりませんでした。
演奏する前に 皆さんを見渡すと、
車椅子、といっても普通見かけるものより
大きく、寝ているようなタイプのものに
乗ってらっしゃる方もいました。
眼も閉じて 寝ているように見える方もいらっしゃいます。
後ろの方に 私の子供と同じくらいに見える
男の子がいました。
隣にお母さん。そして、男の子の兄弟と
思われる、(障害のない)小さな子どもさん。
そうか、このお母さんは 今日も
下の子どもだけ家に連れて帰って、
上の子どもは 置いて行かなければいけないんだな。と、分かりました。
演奏を始めると 何か声とか 唸り声が
聞こえてきたのですが 私は楽器を見ていて
喜ばれているのか、嫌がられているのか
分からず 不安でした。
一曲終わって 皆さんの顔を見ると
横たわって眠っているように見える人、
無表情の人、椅子からずれて 声を出している人、 その中で ソラくらいの年の男の子が すっごい笑っているのを見つけて
「あ、良かった〜😃❕💨」と 心がほぐれました。
職員の方やご家族の方が 患者さん(?ていうのかな?)の手を握って 笑顔で 大事に大事に、されているのが とても伝わってきました。