2010.07.11 Sun
ワンドロップ終了☆

今日は、かおさんと一葉さんがわざわざ来てくれるという事で、2人は練習の時や、本番の
時にも演奏を何回も聴いているし、なんか新曲!と思ってつばめに関する曲と、そらちゃんの
後頭部をイメージした曲、2曲を作りました。本当は、やっと出来上がったのが2日前くらい
で、弾きこみが足らなかったので、不安、アンド、そればっかり弾いていたので、弾きなれて
いるはずの曲達も、楽器がサッと変えられなかったりして、ちょっと行きしなの車の中では
「あわわ~」って気分でしたが、本番は割と大丈夫でした☆
でも、今日はお客さんが少なくて。。出演者4人に、お客さん3人。
思いました。「人気が出たい」と。
保育所で弾いて、子ども達が150人いても、オトノクニコンサートの席がすぐなくなっても
、それは、とても嬉しい事だけれど、やはり「イマイアキ」のソロ音楽も、聴きたいと
思ってもらえるようになりたい。はるかな願い。
誰の評価も気にならないくらいの、私そのものの音楽だから。。。
いい事も書こう。
マスター森下さんが、「面白かった」(良かった、だったかな?)と初めて言って下さった事。
2年前、はじめてワンドロップさんでブッキングしてもらった時、まだトイピアノと鉄琴を
少し使っている程度だった。1度目、終わってから森下さんに「弾くだけじゃ、ライブになら
ない」と言葉をもらった。意味が分からなかったけど、自分の演奏は「熱」がなくて、生で
聴いて楽しいもんじゃない、っていうのは、他の出演者の演奏を聴いて感じた。
2回目、考えに考えて、最初にちょっと言葉を読んで、曲順を何回も考えて、ストーリー仕立
てにした。(つもり)。でも、全く的外れなって感触。森下さんに「見せ所、聞かせどころが
なければ」とアドバイスをもらった。でも、「見せ所?」って、分からなかった。
母が聴きに来てくれていたのでその事を言うと、「おもちゃのピアノを速く弾いていた時は
ようそんなん弾けるなあって思ったし、まわりの人も、おお!って言ってたで」と教えて
くれた。おもちゃのピアノの速弾きは、実は早く弾きやすいように自分で工夫したフレーズ
で、そんなに難しくない。でも、他に思いつかなかったので、トイピアノの速弾き、フレーズ
ごとに楽器を変える、など編み出して?いった。3回目、4回目、森下さんの言葉は
「またよろしくネ」っていう感じだったと思う。
そして、今日、カズーを吹きながら、舌を回す、アンデスのタンギング?なども取り入れた。
そして、2年前は「なんか、すいません、私なんかの演奏を聴いていただいて。。」という
気持ちが拭えなかったのが、弾いていると大体楽しいし「とにかく、この時間は、全力を尽く
ます」というシンプルな気持ちに変化していた。「聴いてもらって、ごめんなさい」とい
う気持ちは消えていました。
演奏をしていたら、色々、意見をもらう。
すべての意見は有難い。なんか言ってもらうだけで嬉しい。
でも、受け入れる意見は選んでいる。言った人が、なにかを作っている人や、音楽をしている
人なら、その人の作っているものがいいものなら、受け入れる価値がある。
それか、音楽を愛し、そして沢山知っている人。
昔、お店でジャズを弾いていた時「ジャズに聴こえない」「それでも、プロ?」とか
散々言われて、弾くのが怖くなり、当時の師匠にその事を話し、話しているうちに
勝手に涙がポロポロこぼれてきた。師匠は「意見を言う人にも、聴いてくれる人にも、レベル
が色々ある。それを見極めてなあかん」と教えてもらった。
私には、その時、それが大それた事に思えた。誰でもいいから、「いい」って言ってくれたら
な、と思った。でもなぜか、その言葉は何故か心から離れず、自分の指針になっている。
聴いてくれた全部の人に「良かった」って思ってもらう事はできなくても、少なくとも
「時間の無駄やった」とは、思われないように、って思ってきた。
今日は、自分の信頼のおける人に、ちょっと褒めてもらえて?安心しました。