2010.08.20 Fri
チビネコきたる
その日も、お昼ごはんの後、保育所から電話があり、かゆがっているとの事で保育所に薬を
塗りに行きました。
その帰り道、車ゆきかう1車線の有馬街道の脇に、白い子猫がはねられている?
かわいそうに、と思いつつ通り過ぎましたが、「もしかしたら、まだ生きてるかも?
せめて道の脇によけてやろう」と思い、Uターンして車をとめ、近づくと、あれ、なんか
ちょっと動いた。生きてるやんか!危ない!と思い、逃げないようにサッと捕まえ、車の
中にで、小さなその姿をよく確認すると、なんと子猫の時の猫朗と柄がそっくりでした。
猫朗は少し変わった柄で、同じような柄は今まで2匹しか見た事ありません。
そして、その日は、猫朗の命日の4日前。いつもより猫朗の事を思い出していたので、
「帰ってきたの?」と聞きましたが、猫は、そう、とも無言、ともとれる顔です。
それから1日、何も口にせずヤキモキしましたが、病院にも行って今はすっかり元気です。
命日の前に、猫朗に似た姿で登場した子猫は、我が家に来るべくして来たような気がして
家族の一員になりました。
猫朗が死んでしまってから4年、私の持てる愛情は使い果たしてしまって、もう動物を
飼いたいとか、ほとんど思いませんでした。空白は空白でそのままにしておきたいなあって
思っていました。
子猫ちゃんを見て、猫ってみんな仕草や表情が似てるなあと思います。
猫がいると、家の中が優しい。