2011.06.25 Sat
日々
今年の夏は、はじめて生徒さんをコンクールの舞台に送り出すので
私もいい加減にはできないゾ、とそのコンクールの公開レッスンの聴講に行く。
5の指の使い方、手首の使い方、ひじの使い方、等、著名な音大の教授が教えていらっしゃって
それは普段私が生徒さんに伝えていることなので、結構自分っていいレッスンできてるんかな。。
って自信がついた。私は15歳からピアノを始めて、音大、芸大に行ったのでとにかくついていくの
がやっとで、その後卒業してからも、試行錯誤、体の使い方を考え続けてきたので、
それが今になってレッスンに役に役に立っている様子。嬉しい。
楽器って、弾けるようになるには、練習に耐えなければ得られない喜びがあるので
「楽しい、素晴らしい、心が動く、広がる」っていう事を共に感じたくても、
レッスンでそれをするのは難しく、時々ゲソーってなる。
今日の公開レッスンを見ていて、やっぱり「こちらが正面からがーっと向き合いすぎると」
生徒さんは閉じていくような。。そこまでくらいついてきてくれる人は少ない。
寄り添う、遠くから見守る、1点でも、引き出せる瞬間を狙う、っていう事が
必要なのかな、、って改めて思う。難しい!修行は続く。。。でも、自分の仕事に出会えて
やっぱりしあわせなの事だとまたまた思う。
盲点だったのは、4分の4拍子の時の付点四分音符は、「よく響かせて、テヌートで」という意味
を持つものが多いこと。四分音符ではない意味が隠されていた。ほほ~!
「習う」と上達が速い。最短距離。無駄が省かれる。(指導者によるけど)
でも、私はまず自分で迷いたい。迷って探さないとい気がすまない。
結局、迷って探した時間がないと、骨身にしみわたらない感覚がある。
ので、無駄な時間の多い自分です。だから、習った時ってほんと楽しい!のです☆
その後、2年ぶりくらいの大学の友達と、ヒルトンホテルでお茶するも、
車だったんでうっかり「スリッパ」で来てしまって、残念。
服にアイスクリームもこぼすし。。
友達は先日のコンサートを予約していたのに来なかった。約束を守る人なので「珍しい。。」
と思っていたら、手術後で行くつもりが麻酔の副作用で寝込んでいて、時間が過ぎてしまって
いたとのこと。心配だったので会いたかったので会ったら、やせていたけど、もう体に問題は
なく、相変わらす常に笑っている彼女だった。昔から(大学生の時でさえ)会うときには
いつもお菓子を買ってきて綺麗な包装に包んでお土産にくれる彼女。
今まで、そんな優しさを無造作に受け取ってきた私。
今度会う時は、私がお菓子をあげる!
大学時代の友人の今も色々教えてもらう。人生それぞれ。
みんな、100パーセント幸せ、ではないのかもしれないけれど、元気そうで良かった。
それぞれの笑顔を思い出す。友情に淡白なので会わなくても平気だけど、
それぞれの場所で、(日本各地、海外でも)笑っていてな!と思う。