2006.10.12 Thu
家族
最近、ますますソラ豆っこが可愛い。赤ちゃんだけど、気が合う。ソラも私の事が大好きみたいだ。時々、私の顔を見て、一点の曇りもなく、「幸せでたまらない」という顔をするので、私も幸せでたまらなくなる。そのかわり、夜、寝ない。育児について語られる事は、わりと極端なような気がする。「毎日が新しい発見です!」的な話か、あるいは「子供がいたらもう大変。好きな事できるのも今のうちよ」的な話(この意見はよく聞く。確かに本当ではあるけれど、嫌い。いちいち言わなくてもいいのに、と思う。特に、今から産む人に言うのは意地悪っぽい感じを受ける)本当は、一人の人間の中に、どつらの気持ちも入っているはずなのに、矛盾や葛藤に揉まれながら日々は過ぎているはずなのに。など、ちょっと思ったりする。
家族って不思議だなあと思う。「家族」って、世の中では、確固たる地位にある。でも、もとをただせば、最初は無。それが、毎日同じ箱の中で暮らすようになって、人数が増えたりもして、その増えた人にとって、その箱の中は最初の世界で、もといた人達にとって、増えた人はかけがえがなく、自分よりも大事になる。。。そんな凄い場所である、家族も、偶然の出会いがあるまでは、影も形もない。当たりの事ではあるけれど、今はしっかりと同じ箱に入っている我らを見ると、不思議だ。