2017.08.24 Thu
Aちゃん シュ‐ベルトのこもりうた
5年生のAちゃん。
Aちゃんは 明るい優しさをもっているなあと思います。
なぜかというと とてもすらっと、人の事をほめるのです。
「先生、ピアノうまいなあ~!すごいなあ!」
「~ちゃん、もうここまで進んでるんや、すごいなあ!」
自分と比べて、とか同じ年なのに自分より大分進んでいる・・、そう感じるのではなく、
すごいね、上手やね、えらいなあ、という風に、明るく優しく人を見ているのです。
そんな所が 私はAちゃんを「すごいなあ」と思います。
Aちゃんは 音符はよく読めるし 片手ずつだと上手に弾けます。
それが 両手になると、手が動かなくなって すごく辛そう。
弾いているお顔を見ると「怒」の気持が出ていて、このままでは。。と思い
とにかくスラスラ弾ける とても簡単な本や連弾にしてみるか、など思案していました。
でもそうすると、やはりどうしても年齢にくらべて子供っぽい曲になってしまうし、
と様子をみていました。
それが、少し前から 弾いている時のお顔が変わってきて 「集中」の
表情に変わってきました。
それをはっきり感じたのが この シュ‐ベルトのこもりうた。
スラスラ弾いている、というのではないのですが、音に優しさがあります。
Aちゃんの演奏の変わり目の、記念すべき曲です^^
ちなみに あと1曲で今の本が終わるので
「次 どうしようか、簡単めなのと みんなと同じ、ちょっと難しくなるの」
と聞くと「みんなと同じほうのにする」との事でした^^
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=RIr4xHq54lM[/youtube]