2010.02.03 Wed
絵本で伝える
居間に絵本コーナーを作ってみました。
一ヶ月に、1冊、そらちゃんに絵本を贈るのを楽しみにしています。裏表紙に「可愛いそら
ちゃんへ(3歳11ヶ月) お母さんより」など、記しています。
このあいだ「百万回生きた猫」を読んでいると、「なんで、白い猫はおばあさんになって
死んでしまったん?」というので「お母さんも、そらちゃんが大きくなって、そしたら段々
おばあちゃんになって、死んで、そらちゃんの子どもが大きくなったら、そらちゃんも
段々おじいちゃんになるねんで」と言ったら、ワーッ!!と泣いて「お母さん、おばあちゃん
になったら嫌や!」と泣きました。
「じゃあ、お母さんおばあちゃんにならんとくわな~」
と言いました。次の日、車の中で、そらちゃんが「あのな、お母さん、年とるのは、猫ちゃん
だけやねんで。だから、そらちゃんはずっと子どものままやからな、大丈夫やで」と言いま
した。
また別の日、「お母さん、そらちゃんおじいちゃんになって、死んだらどうなる?」と言うの
で、「お母さんが天国から迎えに来てあげるわ」と言うと「お母さんの顔、おばあちゃんにな
ってる?」とまた心配するので、「じゃあ、お母さんのお顔で行くわな」と言いました。
また別の日に「天国に行ったら、どうなんの?」と言うので「また赤ちゃんになって生まれて
くるよ」と言ったら「え~!!?」って笑っていました。
「風はどこに行くの?っていう絵本のな、あの風さんも、ここで吹いて、次の日には
また別の場所で吹くやろ?そらちゃんも、大きくなって、おじいちゃんになって、死んで、
また別の場所で赤ちゃんになって生まれるんやで~」と言うと、「そうか~」と納得してよう
でした。
自分が死ぬ、親が死ぬ、生きていて、とても怖い事です。
今、私が考え、感じている事を、絵本をとおして、うまくそらちゃんに伝えられたようです。
安心させる為に「まだまだ大きくならんから、大丈夫やで~」と言いました。