2010.03.09 Tue
じょうずになれるヨ表

最近ずっと考えている事。ピアノ教室の生徒さんに何をしてあげられるか?
1番最初に教室を開いた時(23歳)チラシ(あやしい手描き)に書いた文は、今とあまり変
わりません。今は書いてないけど「遊びに来るような感覚で、楽しく来られるように」と書い
た事はよく覚えています。それが私の本心です。昔、近所にピアノの上手なお姉さんがいて、
たま~に家に遊びに行って、ピアノを弾いてもらえた。それが私の至福の時でした。なにか、
ちょっとでも「楽しみな時間」になって欲しいのです。
小さい時にピアノを習っていた人達が「本当にピアノ教室に行くのがイヤだった。途中でやめ
ちゃったけど、今考えれば続けてたら良かったな~って思う」というのを100人以上は聞い
た気がするので、「練習してないから、行くのいやだな」とか「あ~、ピアノか~」と思って
教室に通い続ける、というのがとても残念な事に思えるし、音楽って自発的なものでは?とい
う思いがあるので、「練習したの?」とは言わないできました。
が、先日リトミックを見学させてもらったSちゃんが、1番最初のレッスンで「ピアノは練習
しないと弾けるようになりません、て言うの。やっぱり弾けたら、楽しいよね?」と言った言
葉が心にずっと残っています。そうですよね、それが本当。弾けなければ、あまり楽しくな
い。
それで、練習しようかな、と思える環境を作るのも大事だと考え初めて、今日は単純ですが
この「じょうずになれるヨ表」を作ってみました♪☆1枚目は、練習した日に好きな色
のシール貼れます。ただし、5分以上。2枚目は10分以上、3枚目は15分以上。。。と、
練習することに慣れていってほしいな、そして、「練習したらうまくなる」という事に
心からビックリしてほしいな、というねらい。
皆さん、のってくれるかな?
私は、練習めんどうくさい派です。本番がなければ、あんまりしない。
でも、本番があれば、必ず、うまくなれる、てことは、コンクールとかも?などな
ど考えつつ、自分なりに、皆が上手になれる方法を探っていきます。
生徒さんは、縁があって出会ったとしか思えない、とても親しみを感じる人ばかりなのです。
良い教室になっていきたいな、とほんとに思います。