2014.01.30 Thu
セミナーに参加してきました♪
バスティンメソッドの実践、研究などで有名な 藤原亜津子先生のピアノレッスンセミナーに
参加してきました♪
私はバスティンメソッドは使っていませんが ヒントや参考になる事が沢山ありました。
早速、本日のレッスンでいくつか自分流にアレンジしてみました。
今日、1人目の生徒さんは年少さんのJ君。
小さい子にとって、全音符を音を感じながらしっかり4拍伸ばす、というのは案外難しいもの。
どんどん弾きたいんだと思いマス^^
今日は藤原先生がされている、という、音をポーンと弾いて、「聴こえなくなったら 手をあげてね」
(音のしっぽをつかまえる)
をしました。昔このようなことを もう少し大きな生徒さんにしていましたが、導入の時期にこそ
大切だという先生の教え。 1回目。まだまだ音の途中なのにすぐに手をあげました^^
2回目、大分小さくなってからあげました^^3回目、ピアノに耳を近づけると、まだまだ
聴こえるよ、と教えてあげました。
その後、全音符のところに「耳」の絵を描いて ここは今みたいによく聴いてね、と伝えました。
(私の描いた耳の絵が、 耳に見えませんでしたが・笑)
すると、少し、響きが変わったと思いマス^^ やったあ・・!
本日2人目の生徒さんは、わが子S君。
今年にはいってピアノを始めました^^レッスンの空き時間にレッスンしています。
まだ始めたばかりで、とにかく 間違えずに弾いてクリアーしたい、進みたい!というS。
音色には無頓着で、指も大きくバタバタと動かし、手首もひっこんでいる、という段階。(まだ7回目だもんね^^)
5指をバラバラに動かすだけでも、難しい段階です。
藤原先生のセミナーではソフトボールを握って力をつけたり 感覚を体得する、という
事を学びました。私は今日は、 両手を合わせて空気のボールを作り、パカっと割って、鍵盤に置く、という
「フリ」を何回かはさみました。手の形を意識するためです。
それと、無頓着に、強くたたきすぎて 汚い音になっていた音。
スローモーションで脱力するという事を見せて
みると、見事音が変わりました!S君は とにかく早く合格したい!という気分なので、
ちゃんと 音を聴けるかな?と思いましたが、思った以上に良くなってカンゲキ。
もっともっと教えたくなりました^^
3、4人目は、5年生のR君、Rちゃん。
学年があがり、楽譜が難しくなってくるにつれて、譜読みでつまづくことが増えてきました。
どうしたらいいのか?ネットでピアノの先生のコミュニティーを色々探して 情報を得ました。
レッスンのはじめに、1、2曲ごくごく簡単な曲を譜読みしてもらう。
それで音符の確認、楽典の確認、脱力やフレージングの確認など、をする。
まだ今回で2回目ですが 5年生にもなると とても頭がいいので1年もすればかなり効果があがるのでは?という
感触を得ています^^
演奏は、ひとあしとびには すてきになりませんが、レッスンもそうだなあと思います。
みんながいてくれて 色々疑問、悩みを持ち、解決して 私のレッスンが少しづつ進化していく。
薄いティッシュを一枚一枚積み重ねるようなことです。
ティッシュ一枚は軽くて うすーい存在。でも、案外重なっていくのです。
そんな喜びをくれる仕事だなあ^^