2014.03.13 Thu
自分のこども
今年にはいってから 自分のこども、ソラ君にもピアノを教え始めました。
今まで「やりたい」と言わなかったので 教えてませんでした。
ちょっと試してみたことはあるのですが、興味なし・・のようでしたし。。
私の考えは「やりたい事と、やらなあかん事だけやればいい」
というものです。
むしろ、それだけでも、すでに時間は足りないと思うので、それほどやりたく
ないようなことを 子供にすすめる気はありませんでした。
(自分がめんどくさがり、っていうのもあります)
ところが 昨年から色々な事に意欲的なって、ピアノもやりたい、と言い出しました。
それで レッスンの合間に教え始めました。
最初は、うまく弾けないとすぐ怒るので、ビックリ。こんなかんしゃくもちの生徒さんなんて 見たことないゾ、と思いました。
(癇癪もちなところは自分にソックリ、と気の毒になったり)
「まずは、その怒り虫をおあさえないとなにもできないで」と、そこから入りました。
何回も怒りながらも、怒って投げては、進歩はなく、ぐっとこらえて練習すれば、必ず良くなる。そういう経験を繰り返しました。
すると、「あ、怒っても いい結果は出ないんだな。怒りそうになっても、練習することでしか、道は開けないんだな」
と体感したのか、1ヶ月過ぎたあたりから、癇癪がほとんど出なくなってきました。
続ける、とは、やはり力をもつものなんだな、とあらためて感じました。
今はとても熱心で、すべての生徒さんが終わるのを、待っってましたとばかり、「よろしくお願いします!」と
レッスンをしたがっています。
ソラ君が0歳の時から 時々 演奏がありました。練習するたびに ワーワー泣いていました。
ピアノ教室を再開するために 保育所に預けました。幼稚園が良かった、と何回も言われました。
さらに、小さな子供とお母さんの為の音楽がしたい、という気持ちが
沸きおこり、親子リトミックの会「オトノコドモ」や音楽人形劇「オトノコドモ」を立ち上げました。
たいした収入もないのに いつも忙しそうに、バタバタ過ごしていました。
それを後悔はしていませんが、
私が音楽をしている事によって 自分のこどもが幸せであるような事がなかったように思います。
もし このままピアノを続けてくれて 楽しかったら それらを挽回できるでしょうか。
今 やっと自分のこどもにも音楽を還元できているような気がして ほっとしています。
やる気があるなら、自分のできる事すべてを伝えようと思います。
でも、やりたくなくなったら いつでも やめてよいとも思います。